【バイク】TW225の夏メンテ完全ガイド|オイル・エアクリ・・スパークプラグ・キャブ調整方法について

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

【バイク】TW225の夏メンテ完全ガイド|オイル・エアクリ・スパークプラグ・キャブ調整方法について

どうも、けすけ|バイク跨って写真撮る人(@keeesk7)です。

 

夏って、バイクにもライダーにも本当に過酷な季節ですよね。
走り出す前から汗だく、エンジンの熱気も倍増…そんな中で快適に走るためには、やっぱりメンテナンスが欠かせません。

今回は、TW225に本気の5点メンテを実施しました。
オイル交換・エアフィルター交換・スパークプラグ交換に加えて、普段は見落としがちなキーシリンダーの清掃キャブのパイロットスクリュー調整まで。

それぞれの作業内容と、どんな効果が期待できるのかを、実際にやってみた感想も交えてお届けします。

オイル交換とフィルターの同時メンテ

オイル交換はバイクメンテの中でももっとも基本的な作業です。
エンジン保護のためにも夏前にはやっておきたい定番メンテですが…気づけば、思いっきり夏本番ですね(汗)

気温が高くなるとエンジンの油温も上がりやすく、劣化したオイルでは潤滑性能や冷却性能が落ちてしまうこともあります。

今回はオイルフィルターも同時交換するんですが……ところがここでやらかしがひとつ。

なぜセロー用のフィルターを買ったんだろ...Oリングのサイズが合わないし、数も違いますが強行突破します。推奨されませんが前回のOリングをそのまま再利用することにしました。フィルターはセロー用でも流用できそうなのでとりあえず交換しときます。

次回はちゃんとTW225の専用部品を全部そろえて交換します!

エアフィルターは洗わず交換で時短&安心

エアフィルターの交換って、地味に面倒ですよね。
正直、これまで古いフィルターの清掃はやったことがなかったのですが、やり方を調べてみると結構めんどくさそうだったので、フィルターを新品に交換しました。

洗って→乾かして→オイルを馴染ませて…とやると、ほぼ半日作業に。
フィルター自体は1,000円いかないくらいで買えるので、時間と効率を天秤にかけてると使い捨てするようが楽だし、なにより吸気効率が確実に回復するのが魅力。

今回はジップロック方式で、フィルターオイルをしっかりスポンジに染み込ませてから装着しました。

なお、前回はフィルターオイルを付けすぎたのか、エアクリーナーボックスからオイルが溢れてきたので、
今回はしっかりギュッと絞ってから装着。これも経験ですね。

交換直後はエンジンの始動性がやや悪くなりましたが、あとで紹介するキャブレター調整で無事に改善
吸気が改善されレスポンスが少し良くなった気がします!

真っ黒なスパークプラグは新品に交換!

今回のメンテで外したプラグは、先端が真っ黒でカーボンがびっしり
おそらく、冬のセッティングのまま走っていたことによる燃調の濃さが原因かと思います。

新品に交換したことで、セル一発始動&吹け上がりの改善を感じられました。
特に低速〜中速のトルク感が滑らかになり、信号待ちからの発進もスムーズに。
プラグって安価で交換も簡単ですが、エンジンにとってはとっても重要なパーツなので、定期的に交換するとバイクも元気良く動いてくれ、交換の度に新鮮な感覚を味わえます。

キーシリンダー清掃

しばらく前から「ちょっと鍵が重いな…」と感じていたのですが、とうとうキーが動かなくなりました...

パーツクリーナーとエアダスターで症状は改善したのですが、もう1つの作業をプラスしてキーシリンダーも清掃しました。
使ったのは鍵穴専用のクリーナーというホームセンターに売ってる500円くらいのやつです。

清掃後は鍵の抜き差しがスムーズになり、回すときの引っかかりもほぼ解消
出先で鍵が回らなくなると焦るので、予防的な意味でも効果大だと思います。

www.motorcamera.jp

キャブレター(パイロットスクリュー)調整

TW225はFIではなくキャブ車なので、季節ごとにセッティングが必要です。
冬に濃いめに振っていたパイロットスクリューですが、気温30℃超えの日が続いて走り出しのトルクがやや鈍く感じられていました。

スパークプラグの交換時にも

そこで今回はパイロットスクリューを少し戻して薄め方向に再調整
結果として、アイドリングが安定し、加速も軽やかに。燃費の改善も期待できそうです。
やっぱりキャブ調整は定期的に見直すべきですね。

www.motorcamera.jp

洗車後はブロワーで時短感想!

メンテが一通り終わったあとは隅々まで洗車!
エンジン回りや足回り、チェーン周辺まで汚れが溜まりに溜まっているので、しっかり洗っていきます。

洗車後の拭き上げってめんどくさくないですか?エンジンフィンや細かな部分などとても手で拭き上げることはできません。でも、Hikokiのブロワーがあれば大丈夫!
大きいサイズなので風量もパワフルで、エンジンフィンや奥ばった配線周りなど、細かい部分の水分も一気に吹き飛ばしてくれます。

タオルでの拭き上げよりも早くて楽ちんなので、時短したい人にはブロワー超おすすめです。

サビ落とし

今回はKOREの「サビ取りSTRONG」を試して試してみました。
サビ部分に吹き付けて放置するだけなので誰でも簡単に作業が可能です。性能としては、劇的にサビが取れるわけではなかったですが、2〜3回繰り返し吹き付ければ赤サビを落とすことができるので、ながら洗車にはオススメかもしれません。

サビがなくなるだけで、見た目がかなりスッキリするので気になる方は一度試してみて下さい。

チェンシコ(チェーン清掃&注油)

最後はチェーン清掃!
定番メンテナンスだけど、チェンシコの効果は絶大!
タイヤへの駆動力が以前よりもしっかり伝わるようになり、アクセルを回した時の後に引っ張られるような抵抗感が明らかに減りました。

やっぱりチェンシコは定期的にやるべきですね!

まとめ|夏はバイクもリフレッシュして走り出そう

今回は、真夏のシーズンに向けて5点のメンテナンス+洗車仕上げを実施しました。

  • オイル&フィルター交換
  • エアフィルター交換
  • スパークプラグ交換
  • キーシリンダー清掃
  • キャブレター調整
  • 洗車&サビ取り&チェーン清掃

短距離の通勤メインで走っていると、ついつい整備を後回しにしてしまいがちですが、夏はオイルも汚れやすく、エンジンの熱もこもりやすい季節。しっかり手をかけておくことで、バイクも元気に走ってくれる気がします。

そして何より、整備を終えたあとのエンジン音やフィーリングは格別。チェーンの音も静かになり、走り出しが軽くなったのを肌で感じました。

今回は新品のエアフィルターやプラグを使ったことで吸気・燃焼の効率も上がり、今後の燃費にも少し期待しています。
次回のツーリングがより楽しみになりました!

「最近メンテしてないなぁ…」と思った方は、暑くなる前にぜひ自分のバイクも見直してあげてくださいね。

夏のメンテナンスは暑さとの戦いです。熱中症対策は十分するようにしましょうね!

www.motorcamera.jp