どうも、けすけ|バイク跨って写真撮る人(@keeesk7)です。
バイクに乗っているとリアが重たいと言うか引っ張られている感じがして、ずっと気になっていました。
洗車ついでにチェンシコしたらこれまでの違和感が嘘かのように解消され、リアが軽くなり直進安定性だけでなくカーブでの安定感もアップしました!
というわけで、今回はチェーンメンテナンスについて話していきます。
チェンシコは基本中の基本!
バイクのチェーンはエンジンのパワーをタイヤに伝える重要なパーツです。それなのに常に外気に晒されており、埃や土泥、雨などで日を追うことに汚れていきます。
その汚れが原因で錆が発生しどんどん劣化していきます。そうなるとパワーがしっかりと伝わらなくなり乗り心地の低下に繋がります。
そんな重要なチェーンですが日々のメンテナンスは低予算かつ比較的難易度も低いため道具さえあれば誰でもセルフメンテナンスが可能です。
あと、錆びたチェーンってダサい...
サビがあるだけでボロ感が出てしまうので、チェーンを見ればどれだけ愛車をメンテナンスしているかわかると言っても過言ではありません。
チェンシコの頻度は?
- 500〜1,000km又は1ヶ月後
- 雨天走行後
- 久しぶりに乗る場合
走行距離500〜1,000kmに一度と距離を決めて行う方がいいみたいです。メンテナンスする暇がなかったとしても1,000kmに1回は推奨されています。1ヶ月に1回の洗車時にまとめてするようにしておけば確実だと思います。1ヶ月に1,000km以上も走ることなんてそうそうないと思うので!
次は雨天走行後にもチェンシコが推奨されています。雨の中走るとチェーンだけでなくバイク全体が汚れるのは簡単に想像できますよね。道路の泥などを巻き上げてしまうため、雨天走行後はどれだけ早くチェーンの清掃と注油ができるかが大事なポイントになります!
最後は、長期保存から目覚めさせるときにもチェンシコが推奨されています!チェーンオイルは油の一種なので揮発性があり、長期保存の間にオイルが不足したり、固着することによって潤滑性が低下します。バイクに乗っていなくても雨や埃などで汚れは蓄積しているいるので、復活させる場合はチェンシコ+注油をしておくのベターです。
チェンシコの注意点
パーツクリーナーは絶対使用してはいけません!
シールチェーンの内部にはグリスが封入されており、そのグリスが流れないようにOリングが使用されています。一般的なパーツクリーナーを吹きかけるとOリングが劣化しグリスが流れ落ちてしまいます。
グリスが流れ落ちるとチェーンの耐久性が落ちるため、チェーンそのものの寿命が短くなってしまいます。
なので、必ずチェーンクリーナーを使って綺麗にしましょう!
チェンシコに必要な道具
- チェーンクリーナー
- チェーンルブ
- チェーンブラシ
- ウエス
- バイクスタンド
まずはチェンシコを円滑に行うためにはバイクスタンドは必須です。後輪が浮いているのと浮いていないとでは、天と地ほどの労力差があるのでここは費用を惜しまずに購入しておきましょう!ガチものではなくコンパクトで安価なものもあるのでそこまで出費にはならないはずです。
チェンシコ時にいきなりチェーンクリーナーを吹きかけるのではなく、水とチェーンブラシで大きい汚れを先にさっと落としておくといいです。その後に、チェーンクリーナーで清掃することでさらに綺麗に仕上げることができます!
チェンシコが終わったら最後にチェーンルブを注油しますが、ベトベトになるまで吹きつけるのはNG!必要以上の注油は走行時に油分が飛散しタイヤやホイール、スプロケットの汚れの原因になります。せっかく綺麗にしてもこれだけでせっかくの労力が無になります(汗)
正しい注油の仕方はチェーンルブを少量ずつ吹きつけ、余分な油分はウエスで拭きあげるようにしましょう。ワンポイントとして、外側ではなくスプロケットに接する内側に注油するようにしましょう!
簡単だけど大事なメンテナンス
今回紹介したチェンシコは僕流のやり方なので絶対このやり方じゃないとダメというわけではないのであくまで参考程度にしてもらえると幸いです。
人によってはもっと手間暇かけてメンテナンスをされている人もいると思います。使っている道具もこだわりだせばキリがないです。
専門性に欠ける部分もあると思いますが、自分でできることをやってみるのは楽しいです。バイクに向き合っている感もあり愛着が増していきます。「バイクに乗る=走る」だけではなくメンテナンスも含めて「バイクに乗る」と言えると思っています!