どうも、けすけ|バイク跨って写真撮る人です。
バイクのメーターが動いていない…
こんなトラブルに遭遇したことはないですか?
普通はないですよね(笑)
でもね、先日自分の身に降りかかってしまったんです...
退勤時チラッとメーターを見ると走っているのに0km/h、オドメーター・トリップメーターも無反応状態...
最悪の場合、整備不良で違反切符切られたりするんじゃないかとめっちゃ焦りました(汗)
こんなことそう頻繁に遭遇するものではありませんが、同じ境遇の人の力になれればと思い記事に残すことにしました。
トラブルは何の前触れもなく突然やってきます。予防・予習的な観点で読んでもらえればと思います。
自分の経験談
ガソリンの残量を計算しようとトリップメーターを見ると明らかに距離が少ないことに気づきました。
疑問に思いながらバイクを走らせるもスピードメーターが時速0kmのままピクリとも動きませんでした。
とりああえず家に帰りすぐさまネット検索!
メーターワイヤーの不良が怪しいと目星をつけ確認してみるとスピードメーター側のメーターワイヤーが外れていました。
緑の21番がメーターワイヤーになります。
真ん中の太い部分を触ると明らかにグラグラしている...
ご覧の通りワイヤーが外れていました。
なぜこうなったかは不明です。
元々緩んでいて何かの拍子に抜けたんかな?
グイッと奥まで差し込んで、、、
しっかりと締め付ければ、はい終わり!
その後は問題なくメーターが動いてくれたので一安心。
もしかしたらハンドル交換時に緩んだのかな?
いやでもメーターなんて触らんしな...謎です...
アナログメーターの仕組みについて
- フロントホイールにはメーターギアという部品が取り付けられている。
- メーターギアはホイールの回転数をメーターワイヤーに伝える役割を担っている。
- メーターワイヤーを通じてスピードメーター、オドメーター、トリップメーターが作動する。
簡単に説明するとこんな感じです。
アナログメーターが動かない要因として以下の3つが考えられます。
- メーターワイヤーの不良(アナログ)
- メーターギアの不良(アナログ)
- メーター自体の故障(アナログ)
メーターが正しく作動しないと速度違反だけでなく整備不良で切符を切られる可能性もあるので放置せずにディーラーもしくはバイク屋さんに持っていきましょう!
メーターワイヤーの不良
メーターワイヤーのグリス切れや水が侵入しサビが発生し動きが悪くなったり、経年劣化でワイヤーが切れるまたは切れかかっているとメーターギアからの回転数を正しく受け取ることができず動作不良を起こす。
メーターギアの不良
メーターギアはプラスチック製のものが多く経年劣化しやすくギアの部分が摩耗で削れてしまうことで動作不良を起こすこともある。
タイヤ交換またはホイール交換後にメーターギアの凸凹が噛み合わないまま取り付けてしまうとメーターギアが変形してしまい回転しなくなってしまうこともあるようです。
メーター自体の故障
メーターワイヤー・メーターギアに問題がなければ、純粋にメーターが故障していることが考えられます。
長年眠っていたバイクに多く針や軸が固着してしまっていることが原因です。
そんな時は軽い衝撃を与えることで固着がとれることがあるようです。
それでもメーターが動かない場合は内部で故障しているため、修理というよりは交換した方がいいでしょう。
メーターを交換すると走行距離不明車両と認定されてしまい査定にも響いてくるので、ディーラーで交換してもらうようにしましょう!
ディーラーであれば走行距離を保証してくれるメーター交換シールを貼ってくれるので査定に響くことはありません。
トラブルは急にやってくる!
事前にわかっていれば対処できますがトラブルは突然やってきます!
バイクの知識があればその都度対処することも可能ですが、今はネットやSNSで検索すれば大体のことはわかります。本当便利な世の中ですね!
今回は単純にメーターワイヤーの接触不良で大したことではないように思えますが、知識がなけらばそんなことすらもわからずじまいでした。
この記事を読んでいただき知識の1つとして頭の片隅に残り万が一の時に対処できたなんてことがあれば幸いです!
スピードメーターは安全に直結するものでもあるため、トラブルが起きた時にはプロに一度見てもらうがベストだと思います!
罰金・罰則にも繋がる事なのでそのまま放置するなんてことはしないようにしましょうね!