どうもけすけ(@keeesk7)です。
今回はTW225の走行レビューをお届けしようと思います。
兵庫県豊岡まで高速道路を使って日帰りツーリングをしてきました。
「TWで高速?大丈夫なん?」と思いますよね。僕もです。
ネットで検索してみると
- "街乗り"は取り回しもしやすく最強!
- 高速道路は向いていない!
- 試しに高速乗ったけど、もう二度と乗りたくない!
予想通りの内容が目立ってました。
そこで、自分で走ってみてTWで高速ツーリングができるか検証してみることにしました。
検証の結果次第では、今後の行動範囲が劇的に変わるので楽しみです。
では、走りのレビューだけでなく燃費などについてもしていきます。
高速道路
今回のルートは「中国道 宝塚~北近畿豊岡自動車道 豊岡」までの約300kmの道のり。
片道150kmで行きと帰りで給油は1回ずつしました。
日曜日のツーリングでしたが、渋滞もなく道中はスムーズに走ることができました。
合流
高速道路に乗って最初の関門は合流です。
合流区間でしっかりと加速すれば、問題なく合流することができました。
日曜日ということもあり、交通量も多かったですが煽られることもありませんでした!
見た目からも早いバイクには見えないため、気を使ってくれたのかもしれませんね(笑)
80km巡航
8高速道路を走っている間は80kmを維持してました。
80kmまでなら速度域であれば、上り坂もエンジンが大きな悲鳴を上げることもなく登れました。
逆に言うと、80km以上の速度を出すと、後に書きますがハンドルやお股の下の振動がすごいことになります。
TWは極太タイヤを履いているため、直進安定性は想像以上に高くゆとりを持って走行することができました。
もっとグラグラすると思っていたので、いい意味で予想が外れました。
追い越し
追い越しで90km以上出すと正直キツい。
車や大型バイクのようにアクセルを回しても、すぐにスピードがピュン!と加速しません。
アクセルを回してからゆっくりと速度が上がっていくので、よっぽどのことがない限り追い越しはしませんでした。
無理な追い越しは厳禁です。追い越した後に煽られたら怖すぎるので(汗)
振動
単気筒エンジンの宿命である「振動」。
YAMAHA SR400やHONDA GB350など中型バイクの単気筒エンジンでも、高速道路でも振動は課題のようです。
250cc以下の「TW225」で高速道路を走ればその振動はなおさらです。
グリップ
70~80kmで走っているとビリビリ~ビリビリ~と常に振動があります。
その状態で30分以上走行してサービスエリアでバイクを降りてもしばらく指先が痺れています。
少しでも振動軽減を図るためにプログリップ耐震GELシリーズやバーエンドにヘビーウェイトを取り付けると軽減されます。
僕はまだ取り付けていないので、ゆくゆくはレビュー記事を書こうと思っているので、気長にお待ち下さい。
ステップ
下道ツーリングではこれまで一度も感じたことがなかったので、それなりのスピードで走るとなると脚を置くステップからも振動を感じます。
ネットのレビューでもステップの振動についてはあまり触れられていなかったので驚きでした。
個人的にはグリップの振動よりも、ステップの方が気になるくらい振動を感じました。
振動を軽減してくれるステップってあるのかな?いい方法があれば教えて下さい。
Nike AirMaxを履くくらいしか思いつかないな(笑)
ニーグリップ
エンジンに一番近い部分をお股で挟むため、ハンドルやステップの倍以上の振動を感じます。
なので、カーブや加速・減速に限定してニーグリップしてました。
それ以外は、あえてタンクに股が触れないようにしてました。
ニーグリップをすればするほど振動が強く伝わり、疲労が蓄積すると思ったので(汗)
ニーグリップ用のタンクパッドを貼り付けると少しは軽減するかもしれませんが、TWのタンクにタンクパッドは似合わないので僕は貼りません。
尻が痛い!
ここまで「振動が、振動が」と言ってきましたが、TW225の高速道路ツーリングの最大の課題は「尻の痛み」でした。
何度も尻を浮かして左右に動かして圧を逃さないと走ってられないくらい痛かったです。
快適なバイクライフを送るためには、この尻痛問題を解決しなくてはならないので、いくつか対策を考えました。
肉厚シート
「HEAVEN'S」というメーカーから出ているシートがいい感じの厚みでした。
デザインも良く、ブラックだけでなくブラウンのシートもあって、誰ともかぶりたくない、個性を出したい僕にとっては魅力的なシート!
お値段は20,000円以下と思ってたより安かったです。肉厚シートとなるともっと高くなると思っていたのでちょっと意外でした。
ゲルクッション
- シートを丸々交換するのはちょっと...
- もう少し値段を抑えたい
という人にオススメな商品もありました。
3Dメッシュクッションとゲルザブクッションがセットになった「ドッペルギャンガー」のシートクッション。
お値段も7,000台と安価で今使ってるシートの上に取り付けるだけなので、コスパも良さそうですね。
※実際に購入して使っています。今後レビュー記事を書きますのでしばしお待ちを。
燃費
さて、低排気量の単気筒エンジンで高速道路ツーリングをしたら、燃費は一体どれくらいになったのでしょうか。
タンク総容量7L、リザーブタンク1.7Lとお世辞にも燃料タンクは大きいと言えません。
そのため、ツーリング時に重要になるのは燃費!
そして、今のバイクとは違いガソリンメーターはついていないため、走行距離から計算して給油しないといけないでの常にガソリン残量を気にかけながら走らなければなりません。
普段使いと比べてどれくらい燃費が伸びるのか「通勤」「下道ツーリング」「高速道路ツーリング」にわけて燃費を算出しました。
通勤
24km/L
街乗り通勤なのでストップ&ゴーが多く燃費は伸び悩みんでいます。
でも、車と比べるとかなりいい数値ですが、もう少し伸びてほしいところ。
通勤で渋滞が起きない時間を狙って出勤すればあともう2~3kmほど燃費が伸びそうですが、早起きするのはちょっと…ね…
下道ツーリング
35.2km/L
まだ記事にしていませんが、【 福知山十景ツーリング 】へ行ったとき(約280km)の燃費になります。
信号もないクネクネした山道9割、市街地1割とストップ&ゴーのない道だったのでここまで燃費が伸びたんだと思います。
35km/Lはかなり優秀だと思いませんか?
【 福知山十景ツーリング 】の記事は近い内にUPします!
高速道路
43km/L
80km巡航で純粋に高速道路を124km走ったときの燃費になります。
40km/L超えちゃいましたね…ヤバくない…!?
ここまでの高燃費を叩き出したTW225を素直に褒めてあげたい。
ほんとによ~頑張った!
下道+高速道路 ツーリング
34.9km/L
下道と高速を合わせた約300kmの燃費です。
途中道に迷いながら寄り道をしたため、燃費は少し伸び悩みましたがそれでもなかなかいい感じ。
30km/L以上走ってくれれば給油なしで200kmも走れるので余裕を持ってツーリングにいけます。
万が一のことを考えてガソリン携行缶という選択肢もあります。
T-REVの長距離レビュー
前回紹介した寺本自動車商会の減圧バルブ「T-REV」。
高回転域の伸びが良くなったことで、高速道での乗り心地は良かったです。
燃費の向上に一役買ってくれたんだと思います。
「T-REV」を取り付けてなかったら、80~90kmでの坂道や追い抜き時にエンジンの唸り
音がすごいことになっていただろうな…
30,000円で少し高かったけど、その分満足度は高いです!
まとめ
TW225で高速道路ツーリングはできるのか?の問いの僕の答えは「YES!」です。
でも、それなりの対策は必要だと感じました。特に「尻」はちゃんと守りましょう(笑)片道100km以上走るのであれば必須です!
あと、400ccクラスや大型バイクと同じペースで走れるのかと言われるとそこはキツいです。マスツーには向いていません。
ですが、自分のペースで走るソロツーリングであれば、TW225で高速道路は全然アリです。
今回の自分で検証してみて高速道路を無理をしなければ走れることが証明されたので、もっと遠くまで行きたいと思えるようになりました。
ツーリング記事もどんどんUPしていくのでお楽しみしててください!