どうもけすけ(@keeesk7)です。
こんなお悩みを抱えている人はいらっしゃいませんか?
- エンジンブレーキが強すぎる
- シフトチェンジをマイルドにしたい
- もっとエンジンを気持ちよく回したい
単気筒エンジンのバイクに乗っているとエンジンブレーキが強くガクンガクンしてもう少しマイルドにしたくいろいろ探していました。
そして、そんな悩みを都合良く解決してくれるパーツをみつけました。
それが寺本自動車商会の「T-REV」です!
いいタイミングで2りんかんで販売+メーカーさんが直接取り付けてくれるイベントをやっていたので行ってきました。
今回は「T-REV」の値段や工賃、実際に取り付けてからの乗り心地の変化などを素人なりにレビューしていきます!
⇩⇩「YAMAHA TW225」の納車記事はこちらから⇩⇩
「T-REV」とは?
そもそも「T-REV」を聞いたことがないという人もいると思うので、まずは簡単な説明から。
メーカーホームページからの引用。
レシプロエンジンはピストンの往復スライダー運動を伴うので、例えば単気筒エンジンではピストンが最も上がった時とピストンが最も下がった時ではクランクケース内部の体積が排気量分増減してしまいます。また、レシプロエンジンではピストンとシリンダーの隙間からブローバイガスが流入するので、これらの体積変化を逃がす為に現代のエンジンにはブローバイラインが必ず標準装備されています。
ピストンの上下運動に連動してクランクケース内の空気は動かされます。つまり、ピストン下降時はブローバイラインから排出され、ピストン上昇時にはブローバイランから空気を吸引する事でエンジン稼働中はブローバイラインの先端では脈動現象が起きています。
T-REVはこの脈動が起きているブローバイラインに割り込ませピストン上昇時の空気の逆流を防ぎ負圧状態に変化させてます。
負圧になると言う事はクランクケース内部に残された空気密度が減少する事を意味しています。クランクケース内の空気密度を下げると、エンジン稼動中にクランクケース内を激しく移動する空気重量を減少させ、回転に伴って発生する空気の攪拌抵抗を減少する事ができます。
つまり、クランクケース内圧を下げる = クランクケース内の空気密度を下げる = 空気の重さが軽いので動かしやすい = エンジン回転時の抵抗が減る、という事です。
取り付けてくれたメーカーの方に「TW225のような低排気量単気筒エンジンは効果がわかりやすい」とのことでした。
TW225だけでなく、YAMAHA SR400やHONDA GB350にもオススメできると思います。特にキャブ車の方が効果があるんじゃないかと思っています。
お値段
「T-REV」は車体ごとに大きさが違うので、ご自身のバイクに合うものを選ぶようにしましょう。
バイクメーカー別の適合表が出ているので、そちらを確認してください。
TW225用の「T-REV」は税込28,600円。
(リードバルブ:0.07mm、差込径:IN/OUT φ12mm)
工賃
通常価格2,000円が今回はキャンペーン期間での申し込みなので半額に!
なので、たったの1,000円でした!
2りんかんの方にお話をお聞きしたところ、バイクによって工賃は変わるとのこと。
最大で11,000円かかることもあるようです(汗)
なので、店舗で取り付けてもらう前に一度相談するしたほうが良さそうですね。
フルカウルのバイクだと結構工賃かかりそうですね…
作業時間
作業時間はレジで会計を済ましている間に終わっちゃいました。
時間すると10分程度。
工賃と一緒でバイクによって作業時間も変動すると思います。
ここで問題!
少しわかりにくいですが、「T-REV」はどれでしょう?
サビが酷くて恥ずかしい…
早く綺麗にしないと(汗)
ココでした!
取り付けてからもっと派手な色にすればよかったと少し後悔…
こんな小さいので乗り心地が変わるのか期待半分、不安半分といったところ。
乗り心地は変わった?
小さいパーツですが、工賃込みで30,000円もするので変化がなくては困りますよね。
自宅に帰る前に20kmほど街乗りと交通量の少ない広い道を走ってきました。
結論から先に言うと乗ってすぐに変化を実感することができ、これぞ職人の一品!です。
項目事に、素人ながらレビューをしていきます。
エンジンブレーキがマイルドに!?
これが僕が体感した最大の効果です!
エンジンブレーキが効き過ぎて渋滞や減速、低速走行時が扱いにくいなと常々思っていたので、余計に効果が感じられたのかもしれません。
具体的には、3速→2速、2速→1速にシフトダウンした時のショックが小さくなりました。
街乗りだと1速~3速はよく使うので疲れの軽減になり、想像以上に「T-REV」の恩恵を得ることができました。
アクセルON/OFFのショック軽減
ある程度スピードが乗っているときのアクセルON・OFF時に生じるショックが0になりにはなりませんが、体感的には半分くらいには軽減されました。
そのため、カーブを曲がる直前と曲がっている時の操作性が上がりました。
高回転での伸びが良くなった
低排気量のバイク乗りあるあるだと思うのですが、信号待ちや渋滞時の1速・2速でギアを上げずに引っ張って走っているとエンジンが悲鳴をあげますよね?
「T-REV」を取り付けてから、エンジンが悲鳴上げるまでの回転数が伸びたように感じます。
街乗りで数mだけ前進するときすごく楽になりました!
小さいことが解消されるとバイクに乗る楽しさだけが残るので、いい事尽くしです!
デメリットは?
唯一上げるとするなら、エンジンブレーキが効きにくくなったことですね。
メリットでもあり、デメリットでもあるのでこれはライダーによって意見が分かれるところだと思います。
TW225に関して言えば、デメリットです。
TW225はブレーキ性能はお世辞にもいいとは言えません。
急ブレーキ時は「T-REV」を取り付ける前の方が効いていたと思います。
400ccや大型バイクなど足回りがしっかりしているバイクだとそれほどデメリットにならないと思います。
低排気量バイクだからこそのデメリットととも言えるかもしれないですね。
結論:買ってよかった!
メリットばかりではなくデメリットもありますが、総合的に僕は取り付けて正解でした!
30,000円という値段の効果があったかと言われると正直わかりません。
そこは、大事なバイクに課金したと思えば悪い気はしないと思います(笑)
ストップ&ゴーの多い街乗りがメインな人には強くオススメしたいカスタムパーツ!
次はバイクで高速道路を走った時に感じた「TW225」の課題を次の記事でお話しようと思います。
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