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【SUBARU】フォレスター e-BOXERの燃費って他メーカーと比較してどうなん?

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どうも、けすけ|バイク跨って写真撮る人(@keeesk7)です。

 

2019年式 SUBARU FORESTER Advanceが納車されて約1ヶ月が経過しました。

納車祝いということで家族で遠出したり、バイク通勤から車通勤に変更したりと必要以上に車中心の2月でした(笑)

 

ところで、スバルってお世辞にも燃費がいいとは言い難いですよね(汗)

購入する前からわかっていたことなので僕は気にしてませんが、なぜ燃費が他メーカーと比較して悪いのかを解説していきます。

 

また、スバル フォレスターと他メーカーの主要SUVとの燃費の比較もしてますので、購入を考えてる方の参考になれば嬉しいです。

スバルに燃費を求めてはいけない

燃費を最重要する人はそもそもスバルを選ばないかもしれませんね。

スバルが好きな人が車に求めるのは燃費ではなく走りの部分に重きを置いている人は多いはず。

ですが、なぜスバルは燃費が他メーカーと比較して悪いのでしょうか?

専門的なことは正直わかりません。ですが、できるだけわかりやすい理由を解説していきたいと思います。

4WDが原因!?

スバルはAWD(4WD)を採用しているから燃費が悪いという考えもできますが、近年では他メーカーの4WDで低燃費を実現している車種も少なくありません(スバル車と比べて)。

 

4WDはFF車と比較して機構が複雑化しエネルギーロスが生じてしまい燃費悪化の一要因となってますが、スバルの4WDは世界的にもトップクラスという誇らしい性能を誇っています!

 

そのため、4WDに注力していることは間違いないはずです。

燃費にフォーカスすれば今よりも向上させることは可能だと思います。ですが、それでは「スバルらしさ」が失われてしまいます。

燃費も大事ですが、スバルらしさを考えると4WDに注力しているのではないか考えられます。

 

 

 

水平対向エンジン(BOXERエンジン)を搭載

スバルといえば水平対向エンジン

もはやスバルの代名詞と言ってもいいくらいです。

 

しかし、この水平対向エンジンが燃費が向上しないもう1つの理由なのです。

高回転域では燃焼効率が良いものの、低回転域では燃焼効率が下がります。

 

水平対向エンジンショートストロークなため低速トルクが弱く、日本の交通事情とは相性が悪く燃費が伸びにくいという背景があります。

 

現代の低燃費エンジンはロングストロークでしっかり燃焼させる」のが通例となっています。じゃあスバルもロングストローク化すればいいんじゃね?と思いますが、そう簡単な問題でもないのです。

 

そもそも水平対向エンジンは横幅の広い構造をしているため、ロングストローク化してしまうと車幅が今以上に大きくなってしまうのです...

そうなると、日本では扱いにくくなり本末転倒となってしまいます。

水平対向エンジンのメリットは?



水平対向エンジンは燃費が良くないと散々書いてきましたが、水平対向エンジンの良さは別にあります。

左右対称に配置されているエンジンは振動が少ないです。厳密には振動が少ないわけではなく、左右のピストンで振動を打ち消す効果があります。

振動が多いと乗り心地が悪くなり運転疲労が蓄積されやすく、コーナリング時のハンドリングにも影響してしまうため、振動が少ないというのは車にとっては非常に重要なのです!

 

直列やV型エンジンよりも全高が低いため低重心化することができ、このアドバンテージは高い走行安定性とハンドリング性能に直結します!

 

水平対向エンジン走る楽しさに重きを置いていると言えますね!

フォレスターの燃費

スバルの公式HPでは以下のように掲載されています。

現行型がF型なので、僕のB型フォレスターと若干の違いはあるかもしれませんが大差はないはずです。

 

単位

km/L

  JC08 

 WLTC  

WLTC-L

市街地

WLTC-M

郊外

WLTC-H

高速

Advance  18.6   14.0  11.2 14.2 16.0
X-BREAK  18.6   14.0  11.2 14.2 16.0
Turing  18.6   14.0  11.2 14.2 16.0
SPORT  16.5   13.6  10.3 14.3 15.2
STI Sport  16.5   13.6  10.3 14.3 15.2

 

「e-BOXER」を搭載した「Advance」「X-BREAK」「Turing」

1.8L直噴ターボを搭載した「SPORT」「STI Sport」

トータルしてそこまで差はありませんね。

 

街乗りはストップ&ゴーも多いので「e-BOXER」の恩恵を得られますが、高速道路になると「e-BOXER」を使うシチュエーションは距離が伸びるに連れドンドン減っていくので「SPORT」「STI Sport」の方が燃費が良くなるのではないかと思いました。

あくまで個人的に思っているだけなので信憑性はないですよ(汗)

 

あくまでカタログ燃費なので、実燃費とは違いが出てきますがどれくらいの差が出るのでしょうか。

 

 

 

フォレスター実燃費は?

1 4 . 6 k m / L でした。

街乗り4割、高速6割くらいの配分だったと思います。

住宅街で信号が等間隔にありストップ&ゴーが多く燃費計測には悪条件だったと思いますが、カタログ燃費(WLTC)を少し上回る結果でした。。

 

高速道路で燃費が稼げたのも大きいですが、街乗りこそe-BOXERの本領が発揮されてました。バッテリー容量は小さいですが純ガソリン車よりも燃費に貢献してくれたのがよくわかりました!

 

その点「SPORT」や「STI Sport」は苦手とするところだと思うので燃費はかなり悪くなっていたと思います。

 

フォレスター VS 他社製SUV

フォレスターを購入する際によく比較されるであろう他社製SUVとの燃費を比較していこうと思います。

  1. MAZDA CX-5
  2. NISSAN X-TRAIL
  3. TOYOTA RAV4

価格的にもMAZDA CX-5と悩まれた方、悩まれている方が多いと思います。

実燃費ではなくカタログ燃費で比較するので環境によって左右されてしまうのであくまで参考程度に見てくださいね。

フォレスター VS CX-5

CX-5にはハイブリッドの設定がなくガソリンとディーゼルの2モデル展開ですが、フォレスターの価格帯で考えてガソリン車で比較しました。

「e-BOXER」のAdvanceと「1.8直噴ターボ」のSPORTの両方で比較します。

km/L

SUBARU

フォレスター

Advance

MAZDA

CX-5(4WD)

20S Field

Journey

SUBARU

フォレスター

SPORT

JC08 18.6 15.0 16.5
WLTC 14.0 14.0 13.6
WLTC-L 11.2 11.3 10.3

WLTC-M

14.2 14.2 14.3

WLTC-H

16.0 15.5 15.2

価格

3,399,000円 3,520,000円 3,465,000円

燃費だけで見るとフォレスターCX-5も大差はありませんね。

僅差ではありますが「e-BOXER」に軍配が上がる結果となりましたね。しかし、環境や乗り方次第ではほとんど差がないと言っていいでしょう。

 

経済面で考えるとフォレスターの方がややお得と言えますね!

フォレスター VS X-TRAIL

エンジンを発電用として使うe-POWERは流石に燃費がいいですね!

4WDのe-4ORCEですらフォレスターよりも燃費がいいです。

あと、驚いたのがX-TRAILは2WDで4WDそこまで燃費に差がないのはすごくないですか?

km/L

SUBARU

フォレスター

Advance

NISSAN

X-TRAIL(2WD)

G e-POWER

NISSAN

X-TRAIL(4WD)

G e-4ORCE

JC08 18.6 - -
WLTC 14.0 19.7 18.4
WLTC-L 11.2 17.3 16.1

WLTC-M

14.2 21.7 20.5

WLTC-H

16.0 19.7 18.3

価格

3,399,000円 4,448,400円 4,748,700円

新型にフルモデルチェンジしてからキャラクターがガラッと変わりましたね!一度試乗したことがあるのですが、内装の高級感がすごくて一気に心を掴まれましたご、高級プライスを見て一気に現実へ引き戻されました(笑)

フォレスター VS RAV4

おうかな今回は比較する3台の中で唯一プラグインハイブリッドが搭載されてます。

値段は高くなりますが、その分燃費は良くなってますね(汗)

e-BOXERはマイルドハイブリットに分類され、RAV4はストロングハイブリッドなんて言われますが、その違いは燃費を見ると一目瞭然ですね。

e-BOXER搭載してても、RAV4のガソリン車よりもWLTC値は悪いというのは内緒で(泣)

km/L

SUBARU

フォレスター

Advance

TOYOTA

RAV4 HYBRID

E-Four

TOYOTA

RAV4 PHV

E-Four

JC08 18.6 25.0

WLTC 14.0 20.6 22.2
WLTC-L 11.2 18.1 20.5

WLTC-M

14.2 22.4 23.0

WLTC-H

16.0 20.7 22.5

価格

3,399,000円 4,304,000円 5,633,000円

ハイブリッドは中間グレード Gで比較してます。それでも400万超えとやすやすとは買えない金額です。

プラグインハイブリッドになると550万円以上するので、中古のフォレスター2台買えますね!そう考えるとめちゃくちゃ高く感じてしまう...

値段分の燃費が得られてるのかはわかりませんが、プラグインハイブリッド羨ましいです。最上位グレードの優越感はプライスレス(笑)

 

 

 

燃費も大事だけど、乗りたい車に乗ればいい!

人それぞれ車に求めているものって違いますよね?

なので、これがいい!これはダメ!とは簡単には言えません。

家族構成や住んでいる地域、車通勤の人もいれば土日だけ乗る人もいるわけで、ライフスタイルは十人十色なわけですから一概には言えません。

 

予算も限られているので贅沢は言えません。

でも、限られた予算の中でも、乗りたい車を選ぶのが大事かなと思います。

妥協して購入してしまうと後々「あっちにしとけばよかった」と後悔するハメになります。

 

フォレスターを購入して残念だった部分ももちろんありますが、それ以上に良かった部分の方が大きいので後悔は何もありません!

 

では、いいカーライフを!