どうも、けすけ|バイク跨って写真撮る人 (@keeesk7)です。
株式会社コシナから富士フイルムXマウント用中望遠MFレンズ「フォクトレンダー NOKTON 50mm F1.2 X-mount」を2023年9月に発売すると発表されました。
F値1.2の大口径マニュアルフォーカス中望遠レンズで、35mm換算で75mm相当の画角でコンパクトなサイズ感が特徴の1本となっています。
「NOKTON 35mm F1.2 X-mount」を継承しており、数段絞り込むとシャープな描写力を発揮します。
では、スペックの詳細を見ていきましょう。
NOKTON 50mm F1.2 X-mount
商品名 | NOKTON 50mm F1.2 X-mount |
発売日 | 2023年9月 |
希望小売価格 (税込) |
110,000円 |
焦点距離 |
50mm 35mm換算:75mm |
レンズ構成 | 8群9枚 |
絞り開放 | F1.2 |
最小絞り | F16 |
絞り羽根 | 12枚 |
画角 |
32.5° |
口径比 | 1:1.2 |
最短撮影距離 |
0.39m |
最大径×全長 |
φ63.9×49.0mm |
フィルターサイズ |
φ58mm |
重量 | 290g |
ボディ内手ぶれ補正 |
対応 ボディ内手ブレ対応機種に限る |
Exif情報 | 対応 |
富士フイルムXマウント専用設計
富士フイルムXシステムカメラのイメージセンサーに最適化された光学系を実装。カメラの光学補正機能に依存することなく画像周辺部まで高い解像を保ち、色被りなどの現象も抑制されています。
確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。微妙なピント調整を可能にしています。
メカニカル直結操作の絞りリング
絞りのメカニズムには、フォクトレンダーのVMマウントやミラーレスマウント用レンズと同様に、絞りリングが絞り羽根の開閉に直結した機構を採用。1/3ステップのクリック付きで、メカニズムをダイレクトに操作する手応えを味わえます。
12枚の絞り羽根による美しいボケ味
絞り羽根が形づくる孔を円形に近づけるため、12枚構成の絞りを採用。アウトフォーカス部が自然な描写で、点光源なども多角形ではなく丸くやわらかなボケとなります。
最短撮影距離0.39m
レンズ全群繰出し方式による最短撮影距離は0.39m。近接撮影効果で遠景の撮影時よりもさらに大きなボケ量が得られ、開放でのボケ味を活かした撮影の可能性が拡がります。
電子接点によるボディとの情報通信
電子接点を搭載し、レンズとボディ間で信頼性の高い電気通信を実現。電気通信対応のボディと最新ファームウエアの組み合わせ(*1)によりExif情報、フォーカスチェック、撮影距離連動表示に加え、特定の機種ではボディ内手ブレ補正やパララックス補正にも対応します。
動画で解説