【噂まとめ】カワサキ「Z900RS 新型」+“2スト新モデル”の可能性|国内外ソースを横断チェック

どうも、けすけ|バイク跨って写真撮る人(@keeesk7)です。
10月末のJAPAN Mobility Show 2025で、カワサキが「ワールドプレミア(世界初公開)」の2モデルを展示予定との情報が浮上。
1つはZ900RSの次期モデル、もう1つは“2ストローク新モデル”の可能性が取り沙汰されています。
本稿では、確定情報と噂情報を分けつつ、国内外ソースを横断して整理します。
※注意:本記事には未確定(噂/予想)情報が含まれます。公式発表が出た段階で数値・仕様が変わる可能性があります。
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① Z900RS「次期モデル」の噂・期待値

- JMS2025での“世界初公開”2モデルのひとつがZ900RSの新型ではないか、との観測。
- 現行Z900(兄弟車)が最新世代へ更新済みのため、RSにも電子制御(IMU、モード等)や足まわりのアップデートが波及する可能性。
- 外観はネオレトロの骨格を維持しつつ、カラー・ディテールの見直しに留める見方が有力。
— 新旧対決(次期 vs 現行:噂ベースの比較)
| 項目 | 次期 Z900RS(予想・未確定) | 現行 Z900RS(参考:2025年型) |
|---|---|---|
| エンジン | 948cc 直列4を継承しつつ、内部改良や制御更新の可能性。より静粛性とレスポンスを両立。 | 948cc 直列4(水冷/DOHC)。滑らかな吹け上がりと低中速トルクに定評。 |
| 出力/トルク | 法規対応や制御マッピングの最適化で、わずかに出力特性が変化する可能性。 | 約110PS/約100N·m。ネオレトロとして十分なパフォーマンスを発揮。 |
| 電子制御 | IMU搭載によるコーナーABS・トラコン等の採用が有力。 | ABS/スリッパークラッチなど基本装備を完備。 |
| 足まわり | 減衰特性見直し、上位仕様の強化、安定指向ジオメトリの可能性。 | 倒立フォーク/リヤモノショック。バランス重視の安定感。 |
| デザイン | ネオレトロ骨格維持+塗装・質感の刷新。Z1風カラー復刻の噂。 | Z1オマージュの丸目&タンク。王道クラシック。 |
| 発売時期感 | 2025年秋ショー初公開→2026年初頭以降に段階投入の可能性。 | 2025年モデル継続販売で供給安定。 |
※表は横スクロールできます
② “2ストローク新モデル”の可能性

- 近年の特許情報では、直噴+過給(スーパーチャージャー)を組み合わせた次世代2スト設計が散見。
- 海外報道では300cc級のオフロード(モトクロス)を示唆する声も。オンロード派生の有無は不明。
- 法規(環境/騒音)対応のハードルは高く、まずはショーでの技術提示→市販化は段階的と見られる。
③ ライバル比較(国内・主要3車)
ネオレトロ×最新技術の土俵に入ってくる想定ライバルの発売時期・価格を国内仕様で整理。
| メーカー/モデル | 発売時期(国内) | 価格(税込) | 要点 |
|---|---|---|---|
| Yamaha MT-09 MT-09 SP |
2025年4月22日 | MT-09:1,254,000円 SP:1,441,000円 |
890cc 直3。軽快なハンドリングと最新電子制御。 |
| Suzuki GSX-S1000 | 2024年10月25日(2025年モデル) | 1,507,000円 | 998cc 直4。5インチTFT採用、1Lクラスらしい高出力。 |
| Honda CB1000F CB1000F SE | CB1000F:2025年11月14日 CB1000F SE:2026年1月16日 |
CB1000F:1,397,000円 CB1000F SE:1,595,000円 |
999cc 直4。6軸IMU+5インチTFTの次世代ネオレトロ。 |
※表は横スクロールできます
④ まとめ
2025年秋のJAPAN Mobility Showでは、カワサキが「世界初公開」と銘打つ2モデルを披露予定。注目されているのが、長年愛されてきたZ900RSの次期モデルと、かつての名機を想起させる2ストローク新モデルです。
Z900RSは2017年の登場以来、ネオレトロカテゴリーを牽引してきた存在。現行Z900の世代更新やライバル車(CB1000F/GSX-S1000/MT-09)の刷新を踏まえれば、RSにもIMU搭載やTFTメーターなどの進化が期待されます。
一方の2ストモデルは、技術面でも話題性でも「挑戦的な一手」。直噴や過給技術が実用化されれば、排ガス規制下でも2ストらしい走りが復活する可能性もあります。ただし、市販化は段階的に進む見通しです。
いずれも共通するのは、「名車への敬意」と「最新技術の融合」。カワサキがどのような形でこの理念を具現化するのか、正式発表に注目です。