カワサキ Z400RS|Z1譲りの直4ネオクラが来る? 2026年登場予想とスペック・価格・納期まとめ

400ccクラスに“直4ネイキッド復活”の波が来ています。カワサキの新型Z400RSは、Z1譲りのクラシックなスタイルに現代の直列4気筒を組み合わせたネオクラの本命候補。本記事では、価格感・納期の読み・中古市場の動きまで一気にまとめます。
ポイント早見表
- キャラクター:「Z1直系」×「400直4」のネオクラシック
- 中身の方向性:高回転型の399cc直4をベースに、街乗り〜ワインディングまで楽しめる味付け
- 装備像:丸目LED、アナログ2眼+多機能液晶、ABS/トラコンなど必要十分
- 日本価格予想:約105〜110万円(仕立てで前後)
- スケジュール予想:2025年末〜26年初発表 → 2026年前半発売
予想スペック

| 項目 | Z400RS(予想) | 補足 |
|---|---|---|
| エンジン | 水冷直列4気筒 399cc | 高回転型の性格を活かしつつ、ネイキッド向けに低中速域を最適化 |
| 最高出力 | 約77PS前後 | 吸気系仕様などで公称値は変動の可能性 |
| フレーム | トレリス系 | 軽量・高剛性とクラシック外装の両立 |
| 足まわり | 17インチ/倒立Fフォーク | スポーツ性能重視のセットアップ |
| ブレーキ | Fダブルディスク+ABS | クラス標準をしっかりカバー |
| メーター | アナログ2眼+多機能液晶 | “RS”らしい世界観 |
| 灯火類 | LED | 丸目×LEDでクラシック×現代性能を両立 |
| 電子装備 | ABS/トラコン等 | ビギナー〜ベテランまで配慮 |
| 日本価格 | 約105〜110万円 | 特別色や上位グレードで上下 |
| 発売時期 | 2026年(予想) | 初期ロットは競争激化の見込み |
デザイン考察|“Z1記号”を現代に落とし込む
丸目ライト、クラシックなタンクとサイドカバー、ライン塗装──いわゆる「Z1の記号」をしっかり押さえつつも、中身は最新メカ。走りは現代的、見た目は往年の空気感というクラシック外観×現代パフォーマンスの両立が肝になります。
前モデル比較|“RSファミリー”の末弟という立ち位置
| 項目 | Z900RS | Z650RS | Z400RS(予想) |
|---|---|---|---|
| 排気量/気筒 | 900cc/直4 | 650cc/並列2 | 400cc/直4 |
| 性格 | 余裕のトルクと上質感 | 軽快・扱いやすさ優先 | 高回転の爽快感×軽さ |
| 対象層 | 上質志向・長距離も | 日常+ワインディング | “400直4”を味わいたい全層 |
| 価格帯 | 高め | 中間 | 100万円台前半(予想) |
日本価格の読み|100万円台前半が現実的
スポーツ直4の骨格に、クラシック外装や仕立てのコストが乗ると価格は自然に上がります。とはいえ400クラスとしての“手が届く感”も重要。約105〜110万円は、パフォーマンスと仕立ての釣り合いが取れた落としどころと言えそうです。
発売時期・納車時期の予測
- 発表:2025年末〜2026年初頭のタイミングが本命
- 発売:2026年前半
- 初期納車:半年〜1年待ちの可能性(人気色・上位仕様で遅れやすい)
RS系は世界的に人気が高く、初期ロットは争奪戦になりがち。発表直後の予約に加え、色・グレードの柔軟性で納期を短縮できるケースが多いです。
納車待ち予測|“初動の波”をどう乗り切るか
- ディーラー配分枠:店舗ごとの割当を事前にヒアリング
- 色・仕様の戦略:標準色の方が回転しやすい傾向
- オプション後付け:納期優先なら最小構成→後付けで増設
中古市場の動き|乗り換え&プレミアの二面性
- Z900RS:乗り換え流入で玉数がやや増え、相場が微調整する可能性
- “Z風”400:旧車/FX風カスタムが再注目され底上げするシナリオ
- Z400RSの初期中古:出物が少ないうちはプレミア化しやすい
まとめ|“令和のヨンヒャク直4”が帰ってくる

かつてZ400FXが時代を変え、ゼファーがブームを生んだように、Z400RSは“400という数字に夢を取り戻すバイク”になるかもしれません。
電子制御や排ガス規制に縛られた時代にあっても、あの「直4の音と鼓動」をもう一度味わえる。そんなロマンを現実にしてくれる一台として、Z400RSは2026年が登場するとなると話題沸騰間違いなしですね。
CB400も復活してバチバチにやりやってくれたらもっと面白いですね!
【2025年10月25日追記】Z400RSに関する追加情報
更新日:2025年10月25日
海外メディアや分析サイトから、Z400RSに関する新たな動きや考察が報じられました。以下では、信頼度の高いものを中心に整理します。
① ZX-4R系直列4気筒エンジンの採用が濃厚に(信頼度:高)
複数の海外メディア(例:Living with Gravity)が、Z400RSにZX-4Rベースの399cc直列4気筒エンジンが採用される見込みと報道。 ネイキッド向けに低中速トルク重視のチューニングを施し、Zシリーズらしい扱いやすさを持たせる構成と予想されています。
この仕様が実現すれば、400クラスながら高回転域で「直4らしい官能的サウンド」を再現できるモデルとして注目を集める可能性が高いです。
② 発売時期と市場戦略の“先行勝負”説(信頼度:中〜高)
同分析によれば、ホンダもCB400(仮)で400cc直4ネイキッド市場に復帰する動きを見せており、 カワサキは「先手を打つ形で2025年末〜2026年前半に投入」する可能性が高いと見られています。 この場合、ZX-4R系の製造ラインを共用することでコスト最適化を図り、 価格帯は105〜110万円前後を維持する構成が想定されます。
③ 名称が「Z400RS」から変更される可能性も(信頼度:中)
一部の海外分析では、「Z400RS」という商標が特定地域で登録済みであることから、 製品版では「Z400R」や「Z400R Classic」など別名で登場する可能性も指摘されています。 ただし、カワサキがZ650RS/Z900RSといった“RSファミリー”を確立している点から、 名称を維持する方向性が濃厚との見方もあります。
④ 総評(2025年10月時点)
- ・エンジン:ZX-4Rベース(確度高)
- ・登場時期:2025年末〜2026年前半(予想)
- ・価格:105〜110万円(据え置き)
- ・名称:Z400RSでほぼ確定、ただし地域差の可能性あり
全体として、Z400RSの登場は「待ったなし」の段階に入りつつあります。 今後は商標データベースや欧州展示会(EICMA 2025など)での動向にも注目です。