どうも、けすけ|バイク跨って写真撮る人(@keeesk7)です。
スマホの文字入力といえば、いまやフリック入力や音声入力が当たり前の時代。
でも、僕のようにかつてBlackBerryを愛用していた世代にとって、「物理キーボードでの入力体験」は今でも忘れられないものがあります。
そんな中、ひときわ異彩を放つスマートフォンが登場しました。
それが――Unihertz Titan 2です。
物理QWERTYキーボードを搭載し、現代のスマホとして必要な性能もきちんと備えたこのTitan 2。
一見すると「懐古的ガジェット」に見えるかもしれませんが、実はその実力、かなり本気です。
今回は、元BlackBerry使いである僕がTitan 2に注目した理由を語りながら、
- QWERTYキーボードの魅力
- Titan 2のスペックや使用感
- 過去のBlackBerry端末との比較
などを通して、“このスマホが今なぜ注目されるのか”を深掘りしていきます。
- QWERTYキーボードへのノスタルジーと実用性
- こんな人にTitan 2はおすすめ
- 残念なポイント|クセが強いボディサイズと重量感
- Titan 2の価格と購入方法
- まとめ|Titan 2は“QWERTY魂”を継ぐ、唯一無二のスマホ
QWERTYキーボードへのノスタルジーと実用性
スマホのキーボードといえば、いまでは当たり前となったフリック入力。
片手でも素早く入力できる利便性はありますが、「正確に」「しっかりと」文字を打つという点では、やはり物理キーボードに軍配が上がります。
僕が以前使っていたBlackBerry Bold 9900やKEY2では、親指だけで高速にタイピングできる感覚がありました。
キーを押すたびにフィードバックが指先に伝わる。あの「打ってる感」が、いまのスマホにはない魅力だったんです。
Titan 2を見たときに、まず惹かれたのがまさにこのQWERTYキーボード。
BlackBerryを彷彿とさせるキー配列を見て「こういうのを待っていた!」と、懐かしさと実用性の両立がそこにありました。
フリック入力では誤入力が多い、長文を打つのがストレスに感じていた人にとって、物理キーボードはまだまだ“現役”で活躍できる入力手段だと思います。
📱 Titan 2 の基本スペック
項目 | スペック詳細 |
---|---|
🖥ディスプレイ | 3.5インチ 正方形スクリーン(1280×1280) |
⚙️プロセッサ | MediaTek Dimensity 7300 |
💾メモリ / ストレージ | 12GB RAM / 256GB ストレージ |
🔋バッテリー | 6000mAh(急速 / ワイヤレス充電対応) |
📱OS | Android 14(将来的に15対応予定) |
📐サイズ・重量 | 137.8 × 88.7 × 10.8mm / 約316g |
💧耐久性 | IP68防水防塵 / 耐衝撃構造 |
📊 Titan 2 × BlackBerry 比較表
※横スクロールに対応。
BlackBerry KEY2 | BlackBerry Bold 9900 | ||
---|---|---|---|
📐サイズ・重量 | 137.8 × 88.7 × 10.8mm / 約316g | 151.4 × 71.8 × 8.5mm / 約168g | 115 × 66 × 10.5mm / 約130g |
🖥ディスプレイ | 3.5インチ 正方形(1280×1280) | 4.5インチ(1620×1080) | 2.8インチ(640×480) |
⚙️プロセッサ | Dimensity 7300 | Snapdragon 660 | 1.2GHz Qualcomm MSM8655 |
💾メモリ / ストレージ | 12GB / 256GB | 6GB / 64 or 128GB | 768MB / 8GB(microSD対応) |
🔋バッテリー | 6000mAh | 3500mAh | 1230mAh |
📱OS | Android 14 | Android 8.1(BlackBerry独自UI) | BlackBerry OS 7 |
💧防水防塵 | IP68 + 耐衝撃 | なし | なし |
⌨️キーボード | QWERTYフルキーボード(バックライト対応) | QWERTYフルキーボード(タッチ対応) | QWERTYキーボード(クラシックスタイル) |
こんな人にTitan 2はおすすめ
Titan 2は万人向けのスマホではありません。
しかし、だからこそ刺さる人にはとことん刺さる、そんな個性のある1台です。
以下のいずれかに当てはまる人には、ぜひ一度手に取ってほしいと感じました。
- スマホで長文をよく打つ人
→ SNS投稿、メール、ブログ下書きなどをスマホで済ませたい方には、物理キーボードが圧倒的に快適です。 - BlackBerryユーザーだった人
→ 9900やKEY2の打鍵感、サイズ感が好きだった人には“懐かしさ”と“今っぽさ”の両方を味わえるデバイスです。 - スマホに個性や武骨さを求める人
→ iPhoneや一般的なAndroid端末とは一線を画す、ゴツくて頼れるガジェットを求める方に。 - QWERTYキーボードに魅力を感じる人
→ 見た目で惹かれたなら、その直感は正しいかも。文字入力中心ならフリックよりずっと楽しい。
逆に、軽さ・薄さ・画面サイズを重視する人には合わないかもしれません。
それでも「スマホ=フリック入力」しかない時代に、ここまで明確な立ち位置で登場したTitan 2は、ある意味“挑戦的”な存在です。
残念なポイント|クセが強いボディサイズと重量感
Titan 2は非常に個性的で魅力的なスマホですが、もちろん完璧ではありません。
ここでは、実際にスペックや外観から見えてくる「気になる点」を、正直に挙げておきます。
📏 BlackBerry Passportを彷彿とさせる幅広デザイン
ディスプレイは正方形(1:1)で、本体幅も約88.7mmとかなりワイド。
これはかつてのBlackBerry Passportに近いサイズ感で、片手操作はまず無理です。
Bold 9780や9900のような“手のひらサイズ”に愛着がある人には、少し大きく感じるかもしれません。
ポケットに入れると収まりが悪く、片手での取り回しに慣れていた人ほど違和感を覚えるはずです。
📦 316gの重量は“スマホ”としては異常
Titan 2の重量は約316g。これは一般的なスマホの基準から見ると、かなりのヘビー級です。
参考までに、他機種との比較は以下の通り:
- Titan 2:316g
- iPhone 16 Pro(※予想値) :約194g
- BlackBerry KEY2:168g
Titan 2はKEY2のほぼ“2倍”、iPhone 16 Proの約1.6倍の重さということになります。
両手でQWERTYタイピングする分には安定しますが、日常的に片手で持ち歩く“スマホ”としては負担が大きいと感じる人も多いでしょう。
この重さを「安定感」と捉えるか、「持ち運びのストレス」と捉えるかで評価は大きく分かれる部分です。
📚 厚みも気になるレベル
本体の厚さは10.8mm。昨今のスマホが6〜8mm台であることを考えると、ポケットに入れるとゴロッとした存在感があります。
タフネス設計の恩恵とはいえ、“スマート”とは言い難いサイズ感です。
📱 横長アプリの相性が悪いことも
1:1の正方形ディスプレイは、SNSやメッセージ系アプリには向いていますが、ゲーム・動画視聴・Webブラウジングとの相性は微妙です。
画面が狭く見えたり、UIがレイアウト崩れを起こしたりと、すべてのアプリに最適化されているわけではない点は理解しておくべきでしょう。
Titan 2の価格と購入方法
Titan 2は現在、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で支援(予約購入)を受付中です。
また今後、Unihertz公式ストアや、国内での一般販売も予定されています。
💰 価格の目安
- Super Early Bird(先着):229 USD(約33,000円)
- Early Bird:249 USD(約36,000円)
- Standard:269 USD(約39,000円)
- 一般販売予定価格:399 USD(約58,000円)
※Kickstarterでは、送料(日本向け)はおおよそ10 USDほどが別途必要です。
🛒 購入方法・ルート
- Kickstarter支援ページ(公式予約・英語)
👉https://www.kickstarter.com/projects/jellyphone/titan-2-the-latest-5g-qwerty-physical-keyboard-smartphone - Unihertz公式ストア(一般販売予定)
👉 https://www.unihertz.com/ja-jp/pages/titan-2-japan
🚩 どのルートが自分に合う?
タイプ | おすすめの購入方法 |
---|---|
とにかく早く・安く手に入れたい | Kickstarterで早期支援(229~269 USD) |
確実性と安心を重視したい | Unihertz公式での一般販売開始を待つ |
日本語サポート・国内保証が欲しい | 今後の国内代理店展開を待つ |
今すぐ手に入るわけではありませんが、Titan 2は今しかない価格で支援できるチャンスでもあります。
予約という形にはなりますが、Unihertzはこれまでの実績もあるメーカーなので安心感は比較的高いです。
まとめ|Titan 2は“QWERTY魂”を継ぐ、唯一無二のスマホ
フリック入力全盛の時代に、あえて物理キーボードを搭載して登場したTitan 2。
それは単なる懐古ガジェットではなく、「文字をしっかり打ちたい」というユーザーのニーズに真正面から応える、実用性と個性を備えた一台です。
スペックは現代基準でも十分通用するレベル。
バッテリーや耐久性も高く、スマホとしての完成度は高いといえます。
もちろん、万人にフィットするスマホではありません。
それでも、次のような人には強くおすすめできます。
- スマホで長文をよく打つ人
- BlackBerryのキーボードが好きだった人
- 見た目も機能も“被らないスマホ”を探している人
そして現在は、Kickstarter経由でお得に手に入れるチャンスもあります。
タイピングを愛するすべての人へ。 Titan 2は、あなたの手にもう一度「打つ喜び」を取り戻してくれるかもしれません。
Unihertz公式ストアはコチラ(一般販売予定)
👉 https://www.unihertz.com/ja-jp/pages/titan-2-japan