どうも、けすけ|バイク跨って写真撮る人(@keeesk7)です。
前回の記事『TW225のキャブレター調整|分解不要!パイロットスクリューでアイドリング不調を解決』では、キャブレターを分解せずに調整してみました。
幸い不調もなく、朝の通勤時のエンストがなくなり、エンジンの始動性や吹け上がりも向上!低速域の乗り味がスムーズになり、快適さを実感しています。
今回は、その後の変化をさらに詳しく検証し、燃費や中速域〜高速域への影響がどうだったのかを整理していきます。
パイロットスクリュー調整後の変化を検証!
キャブレターのパイロットスクリューを調整してから、朝の通勤時のエンストがなくなりました。
これまで信号待ちや減速時にエンストしてしまい困っていたのですが、調整後は安定したアイドリングを維持できるようになりました。
さらに、エンジンの始動性が向上し、冷間時にセル一発始動も可能になりました。
以前は朝イチでセルを回すと「キュルキュルキュル…...ブォン!」という感じで少し重たくかかることがありましたが、調整後は明らかにかかりが良くなった印象です。
また、エンジンの吹け上がりも改善したように感じます。
発進時にスロットルを開けた際のレスポンスが良くなり、もたつくことが減りました。特に低速域での加速がスムーズになったのは大きな変化です。
パイロットスクリュー調整がエンジンに与える影響
なぜ、パイロットスクリューを調整することで、エンストやエンジンの吹け上がりが改善されたのか?それは、パイロットスクリューが低速域の混合気調整を担っており、それが改善されたからです。
調整前の状態
- 混合気が薄すぎた可能性が高い(燃料供給が少なく、エンジンが力を発揮しづらい)
- アイドリング時や発進時に燃料が足りず、エンストしやすかった
調整後の変化
- 混合気が適正になり、低回転でも燃焼が安定
- エンジンが力強くなり、発進や低速域のトルクが増した
パイロットスクリューはエンジンの基本的な動作に大きく関わるため、わずかな調整でも体感できるレベルで変化が現れます。また、冬と夏ではセッティングも異なるため1年を通じて調整が必要です。
燃費への影響は?
キャブレターの調整を行うと、「燃費はどうなの?」と気になる方も多いと思います。
結論としては、まだ変化が分からないのが正直なところです。
燃費は走行環境や乗り方によっても変動するため、パイロットスクリュー調整だけで劇的に変化することは少ないはずです。ただ、低速域のエンジンフィーリングが良くなったことで、スロットルを無駄に開ける回数が減るので、結果的に燃費向上につながるのではないかと考えています。
今後、通勤での燃費計測を続けて、変化があれば追記していきたいと思います。
やっぱりキャブレターの調整は大事!
今回のパイロットスクリュー調整で、エンストしなくなり、低速域の乗り味が大きく改善されました。キャブ車に乗るなら、こうした調整は避けて通れないメンテナンスのひとつですね。
特に今回はキャブレターを分解せずに調整できた点が大きなメリットでした。
キャブ調整と聞くと「分解しないとできない」と思われがちですが、パイロットスクリューの調整だけでもここまで変化を感じられるのは驚きです。
「キャブ車に乗っているけど、アイドリングが不安定…」という方は、一度パイロットスクリューの調整を試してみる価値ありだと思います!
今後も燃費や乗り心地に変化があれば、引き続きレポートしていきます!
次のステップとして
今回の調整によって、低速域のエンストが解消され、発進やアイドリングの安定性が大きく向上しました。キャブレターの調整は、乗り心地を向上させるために非常に重要であることを改めて実感しました。
今後は、メインジェットの交換も視野に入れて、さらに細かいセッティングを試すのも面白そうですね。ただ、メインジェットの交換はキャブレターの分解が必要になるため、もう少し様子を見てから判断しようと思います。
また、キャブレター以外のメンテナンスとして、エアクリーナーやスパークプラグの状態も定期的にチェックし、最適なエンジン状態を維持することが大切です。今回の調整の結果を見ながら、さらなる改善を目指していきます!