どうも、けすけ|バイク跨って写真撮る人(@keeesk7)です。
前回の「東条湖国宝ツーリング」では、国宝 朝光寺を含む4つのスポットを紹介しましたが、今回はその中でも特に歴史的な魅力がある『国宝 朝光寺』を深掘りしていきます。
朝光寺は、平安時代から続く長い歴史と深い文化的背景を持つ寺院で、その敷地に一歩足を踏み入れると歴史的な重みと静謐な雰囲気に満ちており時間が止まったような空間が広がっています。
ツーリングや写真スポットを探している方はもちろん、歴史や文化に興味がある方にも楽しんでいただける内容になっているので、ぜひ最後まで読んでいただければと嬉しいです。
国宝 朝光寺の歴史背景
朝光寺は、651年に法道仙人が開基したと伝えられています。法道仙人は飛鳥時代の修行僧で、多くの寺院の創建に関わった人物として知られています。当初は現在地から離れた場所に建てられましたが、1189年に現在の場所に移転されました。
平安時代からの再建と移転
1189年に移転された後、朝光寺は地域の信仰の中心として栄えてきました。1413年には本堂が再建され、その後も寺院は地域の文化的な拠点として重要な役割を果たしていきました。
国宝指定の経緯とその価値
朝光寺の本堂は1923年に重要文化財に指定され、1954年には国宝としての指定を受けました。本堂に安置されている十一面千手千眼観世音菩薩立像は、平安時代の仏像彫刻の傑作とされています。
また、鐘楼は重要文化財に指定され、その歴史的および建築的価値が高く評価されています。
現在の朝光寺
今日の朝光寺は、静謐な環境の中で歴史の重みを感じることができる場所として、多くの参拝者や環境客に愛されています。地域の文化財としても重要であり、地元の人々に撮って誇りとなっている存在です。
国宝 朝光寺の見どころ
本堂 (国宝)
本堂は国宝に指定されており、平安時代から続く歴史と美しい建築が特徴です。
外観はもちろん、内部の構造や装飾も非常に緻密で、歴史的価値の高さを感じられます。
「ここより土足ご遠慮下さい」との注意書きが。
ってことは中に入っていいってこと?
ネットで確認すると中に入ってもいいみたいです。
中に入ると、独特な雰囲気に満ち溢れておりなんだか落ち着きます。
座禅を組んで瞑想してみました。この中では時間の流れがゆっくりに感じました。不思議ですよね!
鐘楼(重要文化財)
重要文化財に指定されている鐘楼は、朝光寺のシンボル的存在。歴史ある梵鐘が吊るされており、その音色は寺院全体に静謐な雰囲気をもたらします。
左が鐘楼ですが、真ん中と右のものはなんでしょう?
多宝塔(県指定 重要有形文化財)
二重塔は古代から続く仏教建築の1つです。
多宝塔は、本来「多宝如来」を祀るために建てられる仏塔です。
美しい形状と精巧な木造建築が評価されており、建築史的にも非常に価値のあるものとされています。
これが昔の技術力か...
素人が見てもすごいってことがわかります。
境内へのアクセス(駐車場など)
なだらかな坂を下っていきます。
左側に小屋みたいな建物が見えてきたら駐車場はすぐそこです。
駐車場は結構な広さがあります。平日だとほとんど貸切状態でした(笑)
「つくばねの滝」もここから行けます。
「つくばねの滝」については次の記事で紹介していきます。
下り坂で見えていた小屋はトイレでした。
こういう森森した道は大好きです。癒されますね〜
仁王門!
凛々しい表情と迫力のある佇まい。
仁王門をくぐると本堂が見えます。
国宝朝光寺のまとめ
いかがでしたでしょうか?『国宝 朝光寺』の魅力を伝えることができたかな?
平安時代から続く歴史と深い文化的背景を持つ特別な寺院であり、その中心にある本堂は国宝に指定され、貴重な十一面千手千眼観世音菩薩立像を安置しています。また、鐘楼も重要文化財に指定されており、歴史や文化に興味がある人にはかなりオススメできるスポットです。
さらに、『朝光寺』の美しい境内や周囲の自然も魅力的で、朝光寺までの道のりもツーリングに最適な道が多く、そういった意味でもツーリングスポットとしてもオススメです!
今回の記事で紹介した朝光寺の見どころを通じて、この場所の魅力が少しでも伝わったなら嬉しいです。歴史や文化に興味がある方だけでなく、ツーリングを楽しむ方にも、ぜひ一度足を運んでいただきたいスポットです。
次の記事は『つくばねの滝』について紹介していきます。次も読んでいただければ嬉しいです!
『東条湖国宝ツーリング』のまとめ記事はコチラから確認してください。
使用したカメラ
カメラ:富士フイルム X100V