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【フルモデルチェンジ】ヤマハ MT-07 2025年モデル徹底解説|装備・価格・納期・中古情報・前モデルとの比較も!

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ついに来た!MT-07が“電子制御付き”ネイキッドへ進化

ヤマハの人気ネイキッド「MT-07」が、2025年モデルで大幅な進化を遂げました。
従来の軽快さと扱いやすさはそのままに、電子制御スロットルトラクションコントロール倒立フォークなどを新たに装備。まさに“次世代ネイキッド”としての地位を確立しつつあります。
本記事では、そんなMT-07の進化ポイントやスペック、価格、納期、さらには前モデルとの違いや中古市場の動向まで、徹底的に解説します。

ここが違う!MT-07 2025年モデルの進化ポイント

電子制御スロットル(YCC-T)と3つのライディングモード

2025年モデルでは、従来のワイヤー式から電子制御式(YCC-T)に変更。これにより、より正確なスロットル制御が可能になり、走りの質が向上しました。
ライディングモードは「SPORT」「STREET」「CUSTOM」の3種類。街乗りからツーリングまで、ライダーのスタイルに応じて切り替え可能です。

トラクションコントロールの新搭載

MT-07に初めてTCS(トラクションコントロールシステム)を搭載。滑りやすい路面でも安定した加速が可能になり、安全性が大きく向上しました。カスタムモードでは任意に設定変更も可能です。

スリッパークラッチ+アシスト機構で操作性アップ

クラッチレバーの操作力が約22%軽減され、渋滞時や長時間のライディングでも疲れにくくなりました。さらにスリッパー機構が加わり、シフトダウン時の車体の挙動が安定します。

倒立フォーク&ラジアルキャリパーで足回り強化

従来の正立式から、φ41mmのKYB製倒立フォークへ変更。これにより剛性と路面追従性が大きく向上。
さらにフロントにはラジアルマウントキャリパーを採用し、制動力とコントロール性も格段にアップしています。

5インチTFT液晶メーター&スマホ連携

メーターは視認性に優れた5インチのフルカラーTFT液晶に刷新。スマートフォンと接続することで、着信通知や音楽操作、ナビ連携なども可能となり、現代的な利便性が追加されました。

Y-AMT仕様の新登場

Y-AMT(Yamaha Automated Manual Transmission)仕様では、クラッチ操作やギアチェンジが不要となり、AT感覚で乗れるのが特長です。通勤や街乗りでも疲れにくく、これまで大型バイクを敬遠していた層にも支持されています。

グレード構成と価格|Y-AMT搭載モデルも登場!

2025年モデルのMT-07には、2つのグレードが用意されています。

  • MT-07 ABS:968,000円(税込)
  • MT-07 Y-AMT:1,056,000円(税込)

価格差は88,000円で、Y-AMT仕様はクラッチ操作を不要とし、よりスムーズな操作感を得られます。Y-AMTは従来のMTシリーズにはなかった新しい提案で、ライダーの好みや用途に合わせて選ぶことができます。

両モデルとも、装備の充実度を考えると非常にコストパフォーマンスが高く、「最新機能をリーズナブルに楽しめる大型バイク」として注目されています。

たった2万円アップでここまで装備が変わる!? コスパが異次元過ぎる

2024年モデルのMT-07が946,000円だったのに対し、2025年モデルは968,000円と、わずか+22,000円とほぼ据え置き価格にとどまっています。

しかし、注目すべきはその価格アップに対して装備内容が爆発的にグレードアップしている点です。

  • 電子制御スロットル(YCC-T)+3種のライディングモード
  • トラクションコントロール(TCS)を新搭載
  • スリッパークラッチ+アシスト機構で操作性が大幅向上
  • 正立→倒立フォーク化&ラジアルマウントキャリパー採用
  • フルカラー5インチTFT液晶メーター+スマホ連携対応

これだけの装備強化をわずか2万円台で実現しているのは、バイク市場でもかなり異例。
「フルモデルチェンジなのに価格ほぼ据え置き」という攻めた姿勢に、ヤマハの本気度が伝わってきます。

“今買わなきゃ損”と言える圧倒的コストパフォーマンス──それが2025年型MT-07の魅力のひとつです。

発売日と納車時期|納期は長期化に注意

2025年モデルのMT-07は、ヤマハより2025年2月26日に正式発売されました。
販売計画は年間およそ500台とされており、YSPなど正規販売店においても既に初回入荷分は予約で埋まりつつあります。

現在の納車状況としては、最短で2~3ヶ月、長ければ6ヶ月以上かかるケースもあるとのこと。特に人気のカラーやY-AMT仕様は納期が長くなりがちです。

過去モデルでも納期遅延がたびたび発生していた背景から、今回も「早めの予約が必須」となるでしょう。

前モデルとここが違う!スペック比較表

項目 2024年モデル 2025年モデル
エンジン型式 水冷4ストローク DOHC 4バルブ 並列2気筒 水冷4ストローク DOHC 4バルブ 並列2気筒
排気量 688cc 688cc
最高出力 73PS / 8,750rpm 73PS / 8,750rpm
最大トルク 67Nm / 6,500rpm 67Nm / 6,500rpm
変速機 6速リターン 6速リターン+Y-AMT仕様あり
フロントサスペンション 正立式テレスコピック 倒立KYBフォーク(φ41mm)
リアサスペンション リンク式モノショック リンク式モノショック
フロントブレーキ 油圧式シングルディスク ラジアルマウントキャリパー
リアブレーキ 油圧式シングルディスク 油圧式シングルディスク
タイヤ(前) 120/70 ZR17 120/70 ZR17
タイヤ(後) 180/55 ZR17 180/55 ZR17
装備重量 184kg 184kg(Y-AMTは+約1kg)
シート高 805mm 805mm
燃料タンク容量 14L 14L

乗り換えにも注目!中古市場の動向

2025年モデルの登場により、前モデル(特に2021年以降のモデル)からの乗り換えが活発になっています。その影響で中古市場には、比較的新しいMT-07が出回り始めています。

価格相場としては以下のような傾向があります:

  • 2018~2020年式:60万円〜70万円前後
  • 2021~2023年式:70万円〜85万円前後

車両の程度やカスタム状況によって価格差はありますが、2025年モデルとの装備差を考慮しつつ、コスパを重視するなら前モデルの中古車両も選択肢になります。

特に納期を待たずにすぐ乗りたい方や、予算を抑えたい方には狙い目です。

しかし、25年モデルはかなり装備が充実しており、性能面を気にする方は25年モデルを選ぶべきだと思います!

こんな人におすすめ!MT-07の魅力

MT-07は初心者からベテランライダーまで幅広く支持される一台です。2025年モデルでは装備もグレードアップしたことで、より多くのライダーにとって魅力的な選択肢となりました。

こんな人におすすめです:

  • 中型からのステップアップを考えている人
    軽量で扱いやすく、大型バイク初挑戦にも最適。
  • ツーリングも街乗りも楽しみたい人
    疲れにくく、取り回しも良好。万能な一台。
  • 最新装備を備えたネイキッドが欲しい人
    電子制御や快適装備が充実。

「ちょうどいい」から「高性能」を詰め込んだ、まさに新時代のベーシックモデルです。

まとめ|進化したMT-07は今が買い時!

2025年モデルのMT-07は、ネイキッドバイクとしては異例とも言える装備充実ぶりを見せています。それでいて価格は100万円前後と抑えられており、コストパフォーマンスも非常に高いです。

今後、納車待ちがさらに長期化する可能性もあるため、「気になる人は今がチャンス」と言えるでしょう。
新車・中古どちらを選ぶかはライフスタイルや用途次第ですが、25年モデルのMT-07は間違いなく注目の一台です。