どうも、けすけ|バイク跨って写真撮る人(@keeesk7)です。
ついに登場!富士フイルムは3月20日に「GFXシリーズ」の最新モデル「FUJIFILM GFX100RF」が正式に発表されました。
GFXシリーズ初となるレンズ一体型のデザインを採用し、ラージフォーマットでありながらシリーズ最軽量の約735gを実現し、圧倒的な描写力は健在です!
など、話題性の高いスペックが満載です。
本記事では、詳細なスペックなどを深掘りしていきます。
GFX100RFのスペックについて
項目 | 仕様 |
---|---|
有効画素数 | 1億200万画素 |
センサー | GFX 102MP CMOS II(43.8mm x 32.9mm) |
画像処理エンジン | X-Processor 5 |
レンズ | 固定式 35mm F4(35mm判換算で28mm相当) |
最短撮影距離 | 20cm |
内蔵NDフィルター | 4段分 |
手ブレ補正 | なし |
ISO感度 | ISO 80~12,800(拡張でISO 40~102,400) |
シャッタースピード | 1/4000秒~60分(メカシャッター) 1/16000秒(電子シャッター) |
連写性能 | 最高 5.3コマ/秒 |
動画性能 | 4K/30p 10bit 4:2:2(内部記録) |
ファインダー | 5.76百万ドット OLED(倍率0.84倍) |
液晶モニター | 3.15インチ 2.1百万ドット タッチスクリーン |
タッチパネルモード | タッチシャッター / タッチAF / タッチフォーカスエリア選択 / タッチズーム |
フィルムシミュレーション | PROVIA / Velvia / ASTIA / CLASSIC CHROME / PRO Neg. Hi / PRO Neg. Std / CLASSIC Neg. / ETERNA / ETERNA Bleach Bypass / ACROS / MONOCHROME / SEPIA / Nostalgic Neg. |
明瞭度 | -5 〜 +5(1ステップ刻み) |
ホワイトバランス | 自動 / カスタム / 色温度(2500K~10000K) / 各種プリセット |
ダイナミックレンジ設定 | 100% / 200% / 400% / オート |
セルフタイマー | 2秒 / 10秒 |
アスペクト比ダイヤル | 9種類のアスペクト比に対応 |
記録メディア | SDカード(UHS-II対応)x 2スロット |
バッテリー | NP-W235(CIPA基準 約450枚撮影可能) |
インターフェース | USB-C(充電・データ転送対応)、HDMIマイクロ端子、3.5mmマイク入力 |
ワイヤレス通信 | Wi-Fi(IEEE 802.11ac)、Bluetooth 5.0 |
ボディ材質 | マグネシウム合金(防塵・防滴・耐低温設計) |
サイズ | 約144mm × 95mm × 66mm |
質量 | 約735g(バッテリー、メモリーカード含む) |
価格 | 約83万500円(税込) |
発売日 | 2025年4月10日 |
製品特徴
1. ラージフォーマットによる異次元の高画質を、圧倒的なコンパクトボディで実現


- 「GFXシリーズ」史上最軽量となる質量約735gを実現。レンズの新規開発やカメラボディ内部構造の最適化により、小型化・軽量化を達成。
- 1億200万画素ラージフォーマットセンサー「GFX 102MP CMOS II」と高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載。広いダイナミックレンジ、低ノイズ撮影、周辺画質やAF精度の向上を実現。
2. 歴史と最先端が融合した、ラージフォーマットの魅力をさらに引き出す充実の機能とプロダクトデザイン
- デジタルカメラとして初めて、カメラの軍艦部をアルミから切削加工のみで製造。レンズリングやダイヤル類、底面プレートなど、細部に至るまで精密なアルミ削り出し加工を施し、高級感のあるデザインを実現。


- カメラ背面上部に、9種の多彩なアスペクト比をシンプルな操作で切り換えられる「アスペクト比切換ダイヤル」を搭載。新たに「3:4」と「17:6」のアスペクト比を追加。
- 1億200万画素の高画素を生かしたデジタルテレコン機能をさらに使いやすくするため、カメラ正面にデジタルテレコン切換レバーを搭載。35mm(35mm版換算28mm)で設計された画角を45mm(35mm判換算36mm)相当、63mm(35mm判換算50mm)相当、80mm(35mm判換算63mm)相当の画角へ3段階にわたって切り換え可能。


- 3.15型210万ドット2軸チルト液晶モニターを新規採用し、モニターの3:2のアスペクト比に合わせて撮影時のアイコンを最適配置する新しいユーザーインターフェースを搭載。アスペクト比に応じて撮影範囲外を半透明やラインで表示するサラウンドビュー機能を新搭載。


3. 35mmF4専用レンズ一体設計が叶える、小型化と卓越した描写性能
- 「GFX100RF」専用の35mmF4レンズを新規開発。レンズシャッター方式を採用したレンズ一体型設計により、バックフォーカスを短縮し、大幅な小型化を実現。
- 35mm(35mm判換算28mm相当)の汎用性の高い画角は、風景、旅行、スナップ、ポートレートなど幅広いシーンに対応。
- 2枚の非球面レンズを採用した8群10枚のレンズ構成により、球面収差や像面湾曲などを抑制し高い解像性能を発揮。ナノGIコーティングを新規に開発し、レンズ周辺部まで光の反射を抑制。
- レンズ先端から最短20cmまで被写体に近づいて撮影が可能。
- GFXシリーズで初めて、カメラ内部に4段分のNDフィルターを搭載。光量が多い環境での開放撮影や、スローシャッターでの撮影時に有効。
- シャッター速度に関わらずフラッシュ撮影が可能なレンズシャッターにより、日中の屋外での撮影でもシャッタースピードの自由度が増し、表現の幅を広げます。
4. 高速・高精度AFから4K/30P動画撮影まで、幅広いシーンで活躍する高いパフォーマンス性能
- アルゴリズムの刷新により進化したAF予測機能と顔・瞳AFを搭載。ディープラーニング技術を活用したAI被写体検出AFにより、動物や車両、鳥や飛行機など多様な被写体を認識。
- ファインダー倍率0.84倍、576万ドットの高倍率・高精細のEVFを搭載。ファインダー使用時に、瞳の位置ずれにより発生する像流れや歪みを抑制し、高い視認性を実現。
- 毎秒30フレームの滑らかな4K/30P 4:2:2 10bit動画撮影に対応。ISO100の常用感度設定で広いダイナミックレンジと低ノイズでの撮影を可能にし、13+stopの「F-Log2」により階調豊かな映像表現とポストプロダクションでの高い柔軟性を提供。
- クラウドサービスFrame.io Camera to Cloudに対応。動画・静止画ファイルを直接Frame.ioへアップロードできるため、撮影から編集までのワークフローを飛躍的にスピードアップ。
5. 実用性と洗練されたデザインが融合した、製品の魅力をさらに引き立てる同梱アクセサリ


- プロテクトフィルター「PRF-49」を同梱。専用アダプターリングと組み合わせることで、防塵・防滴を実現
まとめ
「FUJIFILM GFX100RF」は、GFXシリーズ初のレンズ一体型カメラとして、圧倒的な高画質と携帯性を兼ね備えた新たな選択肢を提供します。
1億200万画素のラージフォーマットセンサーを搭載しながら、シリーズ最軽量の約735gを実現し、スナップ撮影から本格的な作品作りまで幅広いシーンで活躍できる仕様になっています。
また、アスペクト比切替ダイヤルやデジタルテレコン切替レバー搭載など、クリエイティブな撮影をサポートする新機能が豊富に搭載されているのも大きな魅力です。
特に、35mm F4固定レンズによる描写性能や、カメラデザインのこだわりは、多くの写真愛好家にとって魅力的なポイントでしょう。
価格は約83万500円(税込)、発売日は2025年4月10日と発表されており、ラージフォーマットの世界をより手軽に楽しめるカメラとして注目を集めそうです。
今後、実機レビューや作例も続々と公開されるはずなので、さらに詳細な情報をチェックしつつ、購入を検討してみてはいかがでしょうか?